ひとめぼれ

平成5年の大冷害により、それまで宮城の代表米だったササニシキが不作になった事で一気にササニシキ生産者が減り現代の気候に合ったひとめぼれを作る生産者が激増した事が知られています。

寒さに強く、粘りがあり、つや・うま味・香りのバランスがよく、様々な料理に合いながらも、冷めても美味しいため、お弁当などにも利用できる万能なお米です。

母親「コシヒカリ」の旨味を残しつつ、父親「初星」の早く収穫ができる早稲（わせ）の特徴を併せ持ち、30年ほど宮城を代表するお米として生産されています。

田んぼをお借りしている方への年貢の半数は、このひとめぼれをご指名頂くほど、安定した万能なお米という事がご理解いただけるかと思います。

硬めに炊いても、柔らかめに炊いても型崩れしにくく、甘味を感じる事のできるお米です。