今年で生誕60周年を迎える宮城県発祥のササニシキ は、生産が難しく幻のお米とも呼ばれています。
最大の魅力はアミロース含有量が多い為、口の中でハラリほどける上品なサラッとした食感です。
近年、品種改良により栽培しやすくもっちりした甘味の強いお米の人気が高い様ですがササニシキ は昔ながらの品種で、モチ系の遺伝子を持たず、気温の変化に弱く、虫が食べやすいほど葉っぱが柔らかく、病気に弱く、倒伏しやすい何とも農家泣かせの様な品種ですが、その特性までもが愛おしく、宮城を代表するお米として継続して栽培を続けています。
愛情を注ぎに注いだササニシキは、炊き上がりに共に過ごした田園風景の香りをも感じさせてくれます。
炊飯時は、メモリよりも1?2mmほど水を少なめにパッチリと炊き上げることで、ササニシキらしい食感をお楽しみ頂けます。